前回はキーコーヒーの水出し用の豆(コールドブリューと言うのかな)でいろんな水量で淹れてみました。
今回はUCCです。写真左の商品を使いました。
UCCのほうは豆の量がキーコーヒーより5g多いので、少しお得感があります。
いろいろ試してみた結論は、
500ccはブラックで飲むには濃くてカフェオレ向き。
750ccはブラックで飲むのに1番ちょうどいい味
1000ccはかなり薄めですが、水分補給感覚で飲むのならアリ。
…という感じでした。
水は汲み置きの水道水、常温の水を注いで冷蔵庫で4時間置きました。
○UCC 500cc Ver.
メーカーお勧めの水量ですね。
やっぱりキーコーヒーよりも酸味が控えめ。説明が難しいけど、UCCらしい味と言うのかな(笑)
キーコーヒーの時もそうでしたが、500ccだと苦めです。
半分飲んだところで、残りのコーヒーと同じ量の牛乳を加えたら飲みやすくなりました。
アイスカフェオレにしたい時はこのくらい濃くても良さそう。
味が1番ちょうどいい。苦すぎず薄くなく、ブラックで飲むのに1番ちょうどいい味わいでした。
キーコーヒーを750ccで淹れた時はもう少し味が薄かったです(豆の量が5g少ないのもありますね)。
それにキーコーヒーは、飲んだ後に妙な酸味がずっと舌に残るので…。こちらはとてもスッキリとしています。
ただ、キーコーヒーを750ccで淹れた時のほうが、香り高かった気がしました。
○UCC 1000cc Ver.
さすがに薄いかと思いきや、意外にいけます。
薄いは薄いのですが、水分補給感覚でゴクゴク飲めて、そこそこコーヒーの味も風味も楽しめるような。
私はコーヒーは好きですが、「飲み疲れる」感じがするというか、紅茶と違って何杯も飲みたいとは思わないんですよね。でもこの1000ccバージョンは麦茶のような感覚で飲めます。
お客さんに出す時は、さすがにもう少し濃く作った方がいいと思いますが。
私が買ったお店ではキーコーヒーの水出しパックと同じ値段でしたが、UCCの方が若干値段が高いことが多いです。
500ccで淹れた時に、メモリのある容器で作ったので気付いたのですが…注いだ水は500ccだったけど、出来上がりの量は420ccほどと、かなり減っていたんです。けっこう豆に吸収されるんですね。
コーヒーゼリーを作る時など、コーヒーの作りたい量が決まっている場合は、必要な量+100ccは多めに水を入れておいたほうがいいかと。
それから、ゆっくり飲んでいると、底のほうに澱が沈んできます。
濃く作ったコーヒーを氷で割って作るアイスコーヒーと違って、豆を水につける時間が長いので、どうしてもフィルターを少し通ってしまうようです。
綾鷹なんかも、底に抹茶が沈んできますね。あれが泥みたいで汚く感じられて苦手という人が身近にいたので、同じタイプの人はちょっと嫌かも?
でも、味に支障はないです。