趣向を変えて、いくつかドリップコーヒーの記事を書いていきたいと思います。
インスタントコーヒーより本格的な味わいで、コーヒー豆やコーヒーサーバーを用意するよりも手軽なドリップコーヒーはちょっと1杯だけ飲みたい時にとても便利ですよね。
たくさんのメーカーからいろんな販売されているなか、おそらく1番安くておいしいと思うドリップコーヒーは…
何と言っても、コスパと味のバランスがとても良いです。
香りが良くてコクもそれなりにあり、しっかりとした苦味があるものの焦げたような風味はなく(炭焼きコーヒーによくある焦げたような風味は好きじゃないんです)、バランスのいい好みの味。
18袋入りで、安い時はなんと298円で買えます。しかし最近コーヒーが値上がりしたので、350円くらいで売ってあることが増えてきましたが、それでも安いです。
パックの形はよくあるフックタイプ。浸水型とも呼ばれています。
コーヒー豆の量は1パックにつき7gで、他のメーカーのものに比べると少なめ。
豆の種類はベトナム、ホンジュラス、その他のブレンド。
深煎りでコクと苦味がしっかりしているので、カフェオレにしてもおいしいです。
熱湯140mlで抽出…と書いてありますが、ブラックで飲む場合には苦すぎるのでもっと薄めに淹れます。今日は170ml、ミルク・砂糖なしにしました。
紅茶のように沸かしたてのお湯でいれると油が浮くので、計量カップでお湯を測ればついでに抽出に適した温度に下げられます。
それに、ドリップコーヒーって相当細長いカップを使いでもしない限り、抽出中にパックがコーヒーに浸ってしまうので「今どれくらいお湯を注いだか」が分かりにくいですよね。
なので、計量カップでお湯を測っておけば注ぎすぎて薄いコーヒーになってしまうこともありません。
コーヒー粉全体が湿る程度のお湯を注いだら(左の写真のような状態)、20秒くらい待ってから残りのお湯を2〜3回に分けて注ぎ、最後の1滴までは抽出せずに途中で外すのがおいしく淹れるコツ。
豆の量が少ないので、しっかりとした味わいのブラックコーヒーを楽しむのには良いですが、たっぷりの牛乳を加えると味が薄くなってしまうかも。
カフェオレにするなら、お湯は120〜130mlくらいに減らして濃く淹れ、30ccほどの牛乳を加えるとおいしいです。
職人の珈琲の特徴はWロースト製法で、コクを引き出すための焙煎と、香りを引き出すための焙煎をそれぞれ別に行ってからブレンドしてあります。
確かに開封すると、コーヒーの香ばしくて甘い香りが漂います。
職人の珈琲シリーズには、青色のパッケージの「まろやか味のマイルドブレンド」と赤色のパッケージの「あまい香りのリッチブレンド」がありますが、ダントツでこの緑がオススメです。
マイルドブレンドはコクが弱くて味も薄く、リッチブレンドは後を引く酸味が気になりました。
同じ価格帯でキーコーヒーのグランドテイストシリーズがありますが、UCCよりキーコーヒーの方が酸味が強い傾向にあるので酸味の強いコーヒーが苦手な人にはこちらの方をオススメしたいです。
他にもおいしいドリップコーヒーは色々あると思いますが、同価格の商品の中ではこれが1番オススメなので、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか。
お湯を注ぎ終わったら、なるべく早く持ち上げてドリップするようにするしかないですね。
いかにも100均に似たような物がありそうですが、ダイソーにもセリアにも売ってありませんでした。
使ってみたいと思いつつ、安くはないので買わないでいます(笑)