ゴールデン・ルールのブログ

「楽しいと思える範囲でこだわる」がコンセプトの趣味のブログ~紅茶メイン~

片岡物産のトワイニング・ダージリン3種を飲み比べ!

前に輸入品のトワイニングダージリンを記事にしましたが、今回は片岡物産ダージリンについて書きます。

ミルクティーにはしないで全てブラックで淹れ、ビンテージダージリンのみ水出しアイスティーにもしてみました。

 

 

茶葉の比較

写真の左から順に「クオリティビンテージダージリン」、「クオリティ ダージリン」、「リーフパック ダージリンエクストラ」です。

 


3つとも葉っぱの形が残っているフルリーフタイプ(ホールリーフと呼ぶ場合もある)です。

フルリーフタイプの紅茶は香りを楽しむことを重視した紅茶に多く、特にダージリンはこのタイプの商品が多いです。
もっと細かく葉っぱをカットしたBOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)やCTC製法の紅茶に比べると、渋みもコクも軽めで水色も明るく、ブラックティー向きの味わいになります。

○クオリティビンテージダージリン

茶葉の香りは僅差ですがこれが1番強いです。
青っぽい香りと、少し煙のような香りがします。

3つとも茶葉の中に緑色の葉っぱがちらほらと混ざっていますが、このビンテージダージリンはそれが1番多いように見えました。

もしかするとダージリン・ファーストフラッシュが少しブレンドしてあるのかもしれません。

○クオリティ ダージリン

ビンテージダージリンと同じで、青っぽい香りに少し煙のような香りが混ざって感じられました。

○リーフパック ダージリンエクストラ

他2つと似ていますが、それよりも少し甘い香りがしました。

 

ちなみにイオンなどのスーパーで売ってあるのは、「片岡物産」という会社の商品。

公式サイトはこちら↓

www.twinings-tea.jp


カルディやアイハーブで売ってあるものは輸入品で、片岡物産の紅茶とは味が違うことがあります。
気に入ってリピ買いするときは、メーカー名に注意ですね。缶のデザインも少し違うので、よく見たらわかると思います。

 

淹れ方

それぞれの商品に書いてあるとおりの淹れ方と、いつも自分で淹れているように淹れたのと、ふた通り飲んでみました。

いつもの淹れ方は以下のとおり。

  • 茶葉の量…1杯あたり2.5g
  • お湯の量…1杯あたり150cc
  • 蒸らし時間…4分30秒
  1. ティーポットとティーカップは、少しお湯を入れて温めておく。
  2. ティーポットを温めていたお湯を捨てて、杯数分の茶葉を量り入れる。
  3. 杯数分の沸かしたてのお湯を注ぐ。
  4. フタをして4分30秒蒸らす。
  5. ティーポットの中をスプーンで数回優しく混ぜてから、茶漉しを通してティーカップに注ぐ。

※フルリーフの紅茶はティーバッグよりも葉っぱが開くのに時間がかかるので、いつもの淹れ方よりは蒸らし時間を長めにしました。

リーフパック ダージリンエクストラ

これはもう1回記事にしていますが、他との比較をしっかりするためにまた買ってきました。

65gで今はアマゾンで478円と、3つの中で1番低価格です。

 

 

○商品説明のとおりに淹れた感想

商品説明は、茶葉3gにお湯140cc、蒸らし時間は4分。

水色は明るくて薄めの褐色。あと2つのダージリンもほぼ同じような色でした。

いぶしたような煙っぽい香りと甘い香りがします。

後に出てくるクオリティビンテージダージリンは甘く爽やかな香りでしたが、こちらはもっと甘い香りです。
ただし、アッサムのはちみつのような重ための甘い香りとは違って軽快な感じ。

葉っぱが大きいからか、濃く淹れても心配していたほど渋くはなりませんでしたが、お茶うけがないと飲みにくい程度には渋いです。

○自分流に淹れた感想

袋に書いてあるとおりに淹れると少し渋すぎたので、こちらの方が好みの味になりました。
水っぽくはならず、コクも香りもそのままです。

冷めてくるにつれ渋みが強くなってくるので、やはりお茶うけがあったほうが飲みやすいです。ショートケーキやベイクドチーズケーキに合わせるとおいしいですよ。

 

クオリティ ダージリン

 

 

 

○商品説明のとおりに淹れた感想

商品説明は、茶葉3gにお湯140cc、蒸らし時間は4分30秒。

最初のリーフパック ダージリンエクストラに似た風味で、甘く優雅な香りの中に少しの煙っぽさがありました。

 

○自分流に淹れた感想

商品説明の淹れ方よりもお湯に対する茶葉の量は少なくなりますが、爽やかさもある穏やかな甘い香りはそのままで、渋みが弱まって飲みやすくなったのでこちらのほうが好みでした。

軽い渋みとコクがあり、写真に写っているような甘塩っぱい系の和菓子と相性が良かったです。ショートケーキに合わせても◎。

 

クオリティビンテージダージリン

 


急に渋いカトラリーになりましたが紅茶です(笑)

はじめにも書きましたが、茶葉の香りは僅差ですがこれが1番強いです。

○商品説明のとおりに淹れた感想

商品説明は、茶葉3gにお湯140cc、蒸らし時間は4分30秒。

爽やかさもある、優雅な甘い良い香りがします。
商品説明にも、他の方のブログにも“マスカテルフレーバー”がすると書いてありますが私にはよく分かりません…。
1回プロにこれがマスカテルフレーバーだっていうのを教えてもらいたいです。

渋みが少し強いので、甘いものをお供にいただくとよりおいしく飲めました。

○自分流に淹れた感想

品説明に書いてあるとおりに淹れたほうよりも、渋みが薄まって飲みやすくなりました。

爽やかさもある、優雅な甘い香りはそのままなので、こっちの淹れ方のほうが私は好みです。

冷めると渋みがけっこう強くなってくるので、熱いうちに飲んだほうがおいしいです。

○水出しアイスティーにした感想

 

 

クオリティビンテージダージリンは、ダージリン・ファーストフラッシュが少しブレンドしてあるのかな?と思ったので水出しにしてみました。
愛用している紅茶の本の中に、ファーストフラッシュのダージリンは水出しがオススメと書いてあったので。

ティーポットに5gの茶葉と500ccのミネラルウォーターを入れて、冷蔵庫に24時間置きました。

ダージリンの香りがほんのりとします。

味は、緑茶と紅茶の間のような味でした。緑茶と言われて出されたらたぶん信じるかも。

暑くなってきたら水出しで飲むのもアリだと思います♪

 

まとめ

クオリティ ダージリンとリーフパック ダージリンエクストラは、私には同じ味に感じられました。
もしかして入れ物が違うだけなのかな?とも思い調べてみましたが、その点はまだ不明です。

ビンテージダージリンは他の2つよりも、より繊細で爽やかな風味があると思います。

トワイニングダージリンが気になる方には、まずはコスパの良いリーフパックから試して、興味があればビンテージダージリンも飲んでみるのをオススメします!