ゴールデン・ルールのブログ

「楽しいと思える範囲でこだわる」がコンセプトの趣味のブログ~紅茶メイン~

AHMAD TEA(アーマッドティー) セイロン ティーバッグ

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セイロンティーが1番好きと自己紹介欄に書いておきながら、セイロンティーの記事を書くのがだいぶ後になってしまいました…。

リーフで買うと量が多いので、今回は20個入りのティーバッグを買いました。
アーマッドのティーバッグは不織布で、形はよくある平たい長方形。
1個につき2gの茶葉が入っています。

結論から言うとアーマッドのセイロンティーは、アッサリした味で飲みやすく、ほんの少し個性的な風味のあるお茶でした。
適当に淹れると味も香りも薄いお茶になるので、お湯の量と蒸らし時間は計ったほうがベターです。

ブラックティー

一応説明すると、ブラックティーは砂糖とミルクを入れないで飲む紅茶のことです。

先にティーカップにお湯を入れて、温めておきます。
ティーカップで淹れると冷めやすいため、味が十分に抽出できず抜けたような味の紅茶になるので、カップを温めておくのは冬は特に大事です。
写真では水色がわかりやすいようにガラスのカップを使っていますが、冬は冷めやすいのでマグカップの方がいいと思います。

お湯が沸いたらカップのお湯を捨てて、沸かしたてのお湯をティーカップに注いでティーバッグを入れ、フタをして蒸らします。

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水色は澄んだ赤褐色できれいです。
お湯は150cc、フタをして3分蒸らしました。

軽い渋みがあってアッサリした味。
穏やかな香りの中に、わずかに清涼感があり、不思議な感じです。
たまたまブルボンの濃厚ミニチョコブラウニーがあったので一緒に食べたら、相性よくておいしかったです。

お湯140cc&蒸らし時間4分でも淹れましたが、香りがあまりしませんでした。
蒸らし時間が長くて香りが飛んだのでしょうか…

ミルクティー

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ミルクティーもサッパリとした味わい。
アッサムで淹れたようなコクはないけれど、これはこれでおいしいです。
ブラックの時に感じた不思議な清涼感は、ミルクティーにしても消えずに残っています。チャイのよう…というと大げさだけど生姜やカルダモンと共通の何かを感じる風味です。

ティーポットにティーバッグを3個入れて、260ccのお湯を注ぎ、フタをして4分蒸らす。
蒸らしている間に牛乳60ccをレンジで短くチンして、人肌程度に温めておく。
温めておいた2つのカップに牛乳を半分ずつ注いで、紅茶が蒸らし終わったらティーバッグを取り出してスプーンで軽く混ぜ、カップに半分ずつ注ぐ。

…と、こんなふうにしました。
茶葉がお湯を吸って減る分を考えたら、これで牛乳を合わせて1杯150ccくらいになります。
本を見て淹れると大体「もうちょっと飲みたいな」と思う量になってしまうので、これまでに見てきた本やサイトの1.5倍量で淹れることが多いです。


水出しアイスティー

 

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ミネラルウォーター(いろはす)400ccにティーバッグを4個入れ、冷蔵庫に入れて24時間置きました。

24時間置いたわりに水色は明るめで、褐色がかったオレンジをしています。
味はかなりアッサリしていますが、悪くはないです。
缶のほうを買って、暑い時期にお茶パックに茶葉を入れてたっぷり作ってゴクゴク飲むのに良さそう。

ティーバッグの紙のにおいが少し気になるかな〜と思いました。香りが繊細すぎるせいでしょうかね。

 

富永貿易さんへ質問してみた

箱に英語でハイグロウンと書いてあるので高地で栽培された茶葉が入っているわけですが、セイロンティーの中の高地で栽培される茶葉はディンブラ、ウバ、ヌワラエリヤの3つ。

そしてウバにはメントール系のスースーした香りを持つ、という特徴があります。

本当にわずかになんですが、不思議な清涼感があるのが気になったのでアーマッドの公式サイトからこう質問してみました!

「セイロンティーにわずかにスースーした風味があるような気がするのですが、ウバがブレンドしてあるのでしょうか?よければ詳しい産地を知りたいです。」

いただいた答えは「スリランカ内の地域までは特定しておらず…ハイグロウンとミディアムグロウンで採れた茶葉をブレンドしています。ハイグロウンの茶葉には”ウバ”が含まれますので、ウバの特徴を感じる味わいはあるかと存じます。」

ということでした。

ディンブラに比べるとウバは少し高価なお茶なので、お手頃価格のこのティーバッグにウバが入っているのかどうしても気になって質問してみましたが「入っている可能性がある」ということですね。

ていねいに答えていただけて感謝です。

小ネタ セイロンティーとは

「セイロンティー」というのは「日本茶」のようなもので、セイロンティーの中にディンブラ・ウバ・ルフナ・ヌワラエリヤなどいろんな紅茶があります。
日本茶の中に、静岡茶宇治茶知覧茶・八女茶などがあるのと同じです。

渋みは控えめで飲みやすいのに、華やかな香りで水色も美しく、クリームダウン(冷えた紅茶が白く濁ること)が起きにくいのできれいなアイスティーを淹れることができます。濃く淹れればミルクティーにも使えて、バランスのいい紅茶です(ウバは少し特別)。
コスパの良い商品が多いところも魅力的なんです。

 

これで、アーマッドのクラシックティーシリーズは全部飲んだことになります!
コンプリート願望があるほうので、ちょっとうれしい。
ここのティーバッグは、パッケージがおしゃれですよね。お客さんに出す時やプレゼントにいいと思います。

アーマッドはフレーバーティーデカフェハーブティーも出しているので、それも飲んでみたいです。